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ランニングにやる気はいらない|和泉朝陽流「ランニングが楽しくなる」秘密

ランニング モチベーション

ランニングにやる気はいらない|和泉朝陽流「ランニングが楽しくなる」秘密

公開日

2026.05.23

こんな方のお力になれます

やる気が出なくて、走り始められない

続けようとしても、3日坊主になってしまう

走っても全然、楽しいと思えない

走る習慣をつけたいが、方法がわからない

「ランニングしようと思っているのに、なぜかやる気が出ない」「シューズを出してはみるけど、気づいたら別のことをしている」。そんな経験を繰り返している方は、少なくないはずです。

でも、それはあなたの意志が弱いわけではありません。やる気が出ないのは、脳の仕組みによるもの。むしろ、やる気が出てから動こうとすること自体が間違いなのです。

この記事では、運動×エンタメYouTuber・和泉朝陽が実践してきた「ランニングが楽しくなる」3つの秘密を紹介します。難しいことは何もありません。考え方をひとつ変えるだけで、走ることへのハードルがぐっと下がります。私自身も5年連続で24時間100kmマラソンに挑戦した経験があり、本番前の数ヶ月はランニングによるトレーニングを行なってきましたので、お力になれればと思います。

まずは、脳の仕組みを知れ

ランニングを始めようとするとき、多くの人が「やる気が出るまで待とう」と考えます。でも、これが最大の落とし穴です。やる気とは、行動を起こす前に自然に湧いてくるものではなく、動き始めてから後からついてくるもの。この順番を逆に理解している人ほど、永遠に走り出せずにいます。脳の働きを知るだけで、ランニングへの向き合い方が根本から変わります。

やる気を待っていると、永遠に走れない理由

人間の脳には、慣れ親しんだ行動パターンを維持しようとする働きがあります。ソファでくつろぐことが習慣になっていれば、脳はそれを「安全」と判断し、変化(=ランニング)に抵抗します。これは意志の問題ではなく、脳の自動プログラムが動いているだけです。

心理学では、行動を起こすことで初めてやる気が生まれる現象を「作業興奮」と呼びます。つまり、やる気が出るのを待つのではなく、まず5分だけ外に出てみる。それだけで脳が「あ、今日は走るモードだ」と切り替わり始めます。やる気は結果であって、出発点ではないのです。あなたも面倒臭いと思っていた作業に手をつけてみたら、1時間も2時間もやり続けてしまった経験はありませんか?始めてしまえば楽しくなってくるというのが人間の脳みその仕組みなのです。

和泉流「ランニングが楽しくなる」3つの秘密

「走ることが楽しい」と感じている人と、「つらいだけ」と感じている人の差はどこにあるのでしょうか。その答えは、走るときの「目的の置き方」にあります。和泉朝陽が実践してきた考え方の中から、ランニングを楽しくする秘密を3つに絞って紹介します。どれも今日からすぐに試せるものです。自分に合ったものがあるか探してみてください。

秘密① タイムや距離を「捨てる」

ランニングを始めたばかりの人がやりがちなのが、最初からタイムや距離を目標にしてしまうことです。「5km走る」「30分以内に戻る」と決めた瞬間、ランニングは「クリアしなければならない課題」に変わります。課題はつらいもの。だから走るのが嫌になってしまいます。

和泉流では、まず数字をいっさい気にしないことから始めます。時計を見ない。距離も測らない。「今日は外の空気を吸いに行く」くらいの気持ちでいい。タイムへのこだわりを手放すだけで、走ることが驚くほど軽くなります。

さらにダイエットのためにランニングを選択する人も多いと思いますが、そんな時の「何キロ痩せる」や「何kcal消費する」といった数値的な目標も一旦は考えなくてよいのです。ダイエットや体質改善は一朝一夕で達成できるものではありません。まずは走れる身体と心を作ってから数値的な目標を立てるようにしましょう。

秘密② 「感覚」を楽しむ走り方に切り替える

ランニングをつらいと感じるもうひとつの理由は、「頑張ること」を目的にしているからです。汗をかいて、息を切らして、消耗することがランニングだと思っていると、走るたびに体がしんどさを記憶します。当然、次に走ろうとする気力は削られていきます。

そうではなく、足裏が地面をとらえる感覚、風が当たる感覚、呼吸のリズム。走りながら体が感じていることに意識を向けてみてください。「体の動きそのものを楽しむ」という感覚と同じです。走ることを消耗のためではなく、感覚を味わうための時間として捉え直すだけで、走った後の充実感がまったく変わります。

季節や時間帯、天候などによって外の空気の味や匂いは変わります。そんな自然を感じるのも「感覚を楽しむ」ということです。

ランニングマシンを使ってトレーニングする方は風の無い環境特有の、身体との対話を楽しむことができます。外気のもとでは風の影響ですぐに身体は冷めるものです。マシンの上で走ると、徐々に身体が温まり、じんわりと汗をかいてくる感覚がわかります。特にランニングを始めたばかりの時期は「運動してるわぁ〜!!」という感覚を覚えやすいので、最高のビギナーズラックですね。

秘密③ ルートに「好き」を仕込む

走るコースを変えるだけで、ランニングの体験は大きく変わります。毎回同じ道を走っていると、景色にも動きにも新鮮さがなくなり、脳が飽きてしまいます。好きなお店の前を通る。緑の多い公園を組み込む。夜景が見えるルートを選ぶ。「このルートを通りたいから走る」という動機があるだけで、走り出すハードルがぐっと下がります。

ランニング自体を楽しくしようとするより、ランニングの途中に「好きなもの」を置く。この発想の転換が、続けられる人と続けられない人の差をつくります。

ランニングを辛いトレーニングとして捉えず、速足のお散歩として捉えることも一つの手です。身体の仕組みとして、脈が上がり、息が上がっている時は様々な感覚が鋭くなります。落ち着いている時に見た夜景よりも、少し息が上がっている状態で見た夜景の方が、光がキラキラ、眩いダイヤモンドのように感じるものです。

ランニングの道中に反射で自分の姿が見える場所などを入れてみるのもなかなか粋です。自分が走っている姿を、自分で見られることで姿勢を正して、カッコよく走りたいと思うものです。「今日はこんな感じか」と自分を見にいくルートを作ってみてもいいのではないでしょうか?

やる気ゼロでも続けられる仕組み

楽しくなる考え方を知っても、それだけでは習慣にはなりません。習慣化に必要なのは、「やる気」ではなく「仕組み」です。ランニングを生活の中に自然に組み込む工夫をすることで、考えなくても走り出せる状態をつくることができます。ここでは、和泉流の仕組みづくりを2つのポイントで解説します。

ハードルを「最小単位」まで下げる

「30分走ろう」ではなく、「玄関を出るだけでいい」。これが習慣化の出発点です。ロンドン大学の研究によると、行動が習慣になるまでには平均66日かかるとされています。その66日間を乗り越えるために必要なのは、継続できるくらい小さなハードルです。

最初の目標は「5分だけ外を歩く」でも十分です。それができたら次は「5分走ってみる」。小さな成功体験が積み重なると、脳が「ランニング=できること」として認識し始めます。最初から高い目標を立てて挫折するより、小さく始めて続けるほうが、長期的には圧倒的に多くの距離を走れます。陸上十種競技の元選手でタレントの武井壮さんはダイエットに対するアドバイスを求められた際に言いました。「腕立てを1回だけやってみろ。1回できたなら2回、3回とできる。気づけば100回ぐらいやってる」と。低い目標ではダメだと自分を苦しめずに、楽勝で簡単で怠けた目標を立ててしまえばよいのです。まずは脳に「やる」と言わせることが大事な一歩なわけですから。

「走る」をスケジュールに組み込む

「気が向いたら走ろう」という気持ちでいる限り、走る日は永遠に来ません。やる気に頼らず走れる人は、例外なく走る時間をあらかじめ決めています。朝起きたら着替えてすぐ外に出る。仕事終わりの帰り道にシューズを持参する。時間を「決める」のではなく「ルーティンに埋め込む」ことが重要です。

特に有効なのが、すでにある習慣とセットにする方法です。「朝のコーヒーを飲んだらランニングシューズを履く」「歯磨きが終わったらウェアに着替える」。行動と行動を繋げることで、考えなくても体が動くようになります。ゴミ出しで外に出る時はサンダルではなくランニングシューズを履いてみてください。コンビニにポテチを買いにいくときはスポーツウェアを着てみてください。知らないうちにルーティン化されている生活の中に運動というエッセンスを加えるのは意外と小さな工夫からかもしれません。

走り続けた先に見える未来

ランニングを習慣にした人が口をそろえて言うのが、「走らないと気持ち悪くなった」という感覚です。最初はあんなに億劫だったのに、気づけば走ることが当たり前になっている。この変化は、特別な意志の力によるものではなく、積み重ねた小さな行動の結果です。

体力がつくのはもちろん、走ることで頭がすっきりする、睡眠の質が上がる、気分が安定するといった変化が現れてきます。そして走り続けていくうちにきっと次の目標が立てられるようになります。それがタイムや距離なのです。もっともっと楽しくなってきたらフルマラソンやトライアスロンなど、鉄人側に足を踏み入れてください。
大事なのは、やる気を待たずに今日の一歩を踏み出すこと。走り続けた先にある景色は、走り始めた人にしか見えません。

まとめ

「ランニングのやる気が出ない」という悩みは、多くの人が抱えるものです。でも、やる気は走り始めてから後からついてくるもの。待っていても来ません。

和泉流「ランニングが楽しくなる」3つの秘密をおさらいします。

和泉流「ランニングが楽しくなる」3つの秘密

  • ① タイムや距離へのこだわりを捨てる
  • ② 「頑張る」ではなく「感覚を味わう」走り方に切り替える
  • ③ ルートに「好きなもの」を仕込む

そして、楽しくなった後に続けるための仕組みは以下の2つです。

やる気ゼロでも続けられる仕組み2つ

  • ① 最初の目標は「5分だけ外に出る」まで下げる
  • ② 走る時間を既存の習慣にセットで組み込む

難しく考える必要はありません。まず今日、シューズを履いて玄関を出てみてください。それだけでいい。やる気は、動いた後からついてきます。

運営者情報

和泉 朝陽 - Izumi Asahi

1997年生まれ、東京都港区出身。YouTube登録者数約95万人で主にYoutube Shortsを主戦場として、再生数100万回以上は470本以上。
スポーツ×エンタメ系動画で7年間、継続的に活動しております。