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フェンシングを体験してみたいと思っても、「どこへ行けばいいのか分からない」「費用はどのくらいかかるのか」「防具や剣は自前で用意しないといけないのか」と不安を感じる方は少なくありません。
結論からお伝えすると、フェンシングの体験教室は防具・剣のレンタルが料金に含まれているケースがほとんどで、1,500〜2,000円程度で手ぶら参加が可能です。東京には初心者向けの体験施設が複数あり、未就学児から大人まで幅広い年齢の方が参加しています。
この記事では、フェンシングの基礎知識から体験施設の選び方、東京のおすすめスクール3選、当日の流れと持ち物まで、初めての方が知りたい情報を網羅しました。

フェンシングの基礎知識と3種目の違い
フェンシングはオリンピック正式種目のひとつで、剣を持って相手と対峙し、有効部位を突いたり斬ったりして得点を競う競技です。2020年の東京オリンピックで日本代表チームが男子フルーレ団体で銀メダルを獲得したことをきっかけに、国内での競技への注目が急速に高まりました。日本フェンシング協会の登録競技者数は約2万人と、まだニッチな競技ですが、体験教室の数は年々増えており、初心者が気軽に参加できる環境が整いつつあります。
特別な運動神経は必要なく、剣を使うという非日常感が魅力で、体験してみると「思ったより楽しい」という声が多い競技でもあります。まずは3種目の違いを知った上で、自分に合った体験を検討してみましょう。
フェンシングの3種目と初心者におすすめの種目
フェンシングには「フルーレ」「エペ」「サーブル」の3種目があり、使う剣の種類と攻撃できる有効部位がそれぞれ異なります。種目ごとの特徴を知ることで、体験教室での動きをより理解しやすくなり、当日の楽しさも変わってきます。
3種目の違い
- フルーレ:胴体のみが有効部位。「攻撃権」というルールがあり、戦略的に楽しめる
- エペ:全身が有効部位。「先に当てた方が得点」とルールがシンプルで初心者に最も向いている
- サーブル:上半身を斬る・突く種目。スピード感があり展開が速い上級者向き
初心者にはエペがもっともおすすめです。「先に剣を当てた方が得点」というシンプルなルールで、複雑な攻撃権のルールを覚えずにゲームの楽しさをすぐに感じられます。東京の体験教室でも、エペかフルーレの基本動作から教えるスクールが多く、ルールを知らなくても安心して参加できます。
体験当日に「どの種目を体験するのか」は事前に施設のウェブサイトや問い合わせで確認しておくとスムーズです。
フェンシング体験で使う防具と道具
「防具が揃っていないと参加できないのでは」と心配する方も多いですが、体験教室ではほぼすべての防具・道具を施設がレンタルしてくれます。初回の体験参加のために購入するものは基本的にありません。防具は実際の試合で使用するような本格的なものが用意されているため、本物の装備を身につける体験ができるのも魅力のひとつです。
- マスク(金属メッシュで顔面を守る)
- フェンシングジャケット(突きから胴体を守る)
- グローブ(剣を握る手を保護)
- 剣(フルーレ・エペ・サーブルのいずれか)
上記はすべて体験料金に含まれているケースがほとんどです。なお、シューズについては施設によってルールが異なり、体育館シューズを求めるところもあれば、スニーカーで参加OKのところもあります。申し込み時に確認しておきましょう。
フェンシング体験施設を選ぶ3つのポイント
体験施設は全国各地にありますが、初めての参加で失敗しないために、事前に3つの観点から確認することをおすすめします。施設の雰囲気や指導方針はホームページだけでは伝わりにくいこともあるため、不明な点は問い合わせで直接確認しましょう。以下の3点をチェックするだけで、自分に合った施設を選びやすくなります。
- レンタル込みかどうか:防具・剣のレンタルが料金に含まれているか確認する。手ぶら参加できる施設を選ぶと初回の負担が最小限に抑えられる
- コーチの指導歴・資格:日本フェンシング協会公認の指導員がいる施設なら、安全かつ正しい技術を学べる
- 体験後の入会強制がないか:「体験のみでもOK」と明記されているかを確認する。入会を強く勧めない施設の方が気軽に参加しやすい
全国の練習場・加盟クラブは日本フェンシング協会の公式サイト(練習場案内)から検索できます。東京以外にお住まいの方はこちらのページから近くの施設を探してみてください。
東京でフェンシングを体験できるおすすめ施設2選
東京都内にはフェンシングを体験できる施設がいくつかあります。ここで紹介する3施設は、公式サイトを実際に確認した上で選んだ、初心者が参加しやすい条件が整ったスクールです。いずれも防具・剣のレンタルが料金に含まれており、フェンシングが初めての方でも安心して体験できます。
費用・場所・対象年齢が異なるため、自分の状況に合った施設を選んでみてください。
MNHフェンシングクラブ(東京・調布)
東京都調布市にある「MNHフェンシングクラブ」は、調布駅から徒歩6分とアクセスしやすい立地のフェンシング専門クラブです。体験料金は1,500円(防具・剣のレンタル込み)と、都内施設のなかでも参加しやすい価格設定になっています。
対象年齢は未就学児(年少〜年長)から大人まで幅広く、大人向けには男女混合クラスと女性限定クラスが用意されています。「男性に混じって参加するのは少し抵抗がある」という女性の方も、女性限定クラスなら安心して体験できます。
施設にはフェンシング専用のピスト(コート)や的などの設備が整っており、初歩的な練習から実戦に近いトレーニングまで対応可能です。更衣室・シャワー室・トイレも完備しているため、仕事帰りに立ち寄ることもできます。
- 体験料金:1,500円(防具・剣レンタル込み)
- 対象:未就学児〜大人(男女・女性限定クラスあり)
- アクセス:調布駅から徒歩6分
- 公式サイト:MNHフェンシングクラブ
サマディフェンシング倶楽部(東京・外苑前)
明治神宮外苑スケート場2Fに構える「サマディフェンシング倶楽部」は、国立競技場にも近い都心のフェンシングスクールです。体験レッスンは2,000円(税込)で参加でき、キャンペーン期間中は無料になることもあります。
レッスンは土曜日・日曜日に開催されており、年齢・レベルに応じて細かくクラスが分かれています。キッズクラス(年長〜小学2年生)・低学年と一般初心者向けクラス(土曜)・中高生と一般向けクラス(日曜)と整理されているため、お子さんと一緒に通いたい親御さんにも向いています。外苑前という立地から、レッスン後に外苑の散歩や食事を楽しむこともできます。
入会後の月謝は13,200円/月4回(中高生・一般)で、体験から始めて継続するかどうかを自分のペースで判断できます。
- 体験料金:2,000円(税込)※キャンペーン期間は無料
- 対象:キッズ(年長〜)・中高生・一般初心者
- 開催日:土曜日・日曜日
- 公式サイト:サマディフェンシング倶楽部
フェンシング体験当日の流れ・持ち物・服装
初めて体験教室に参加するとき、「当日はどんな流れで進むのか」「何を持っていけばいいのか」が分からないと不安ですよね。一般的な体験コースの流れを事前に把握しておくことで、当日スムーズに動けます。所要時間の目安は60〜90分です。防具の装着はスタッフが丁寧に教えてくれるため、初めてでも戸惑う心配はありません。
体験当日の流れ(目安)
- ① 受付・説明(5分)
- ② 防具の装着(10分)
- ③ 基本姿勢・フットワーク練習(20分)
- ④ 突き方・攻撃の基本動作(20分)
- ⑤ 模擬試合体験(15〜20分)
- ⑥ 質疑応答・案内(5〜10分)
基本動作の練習後には簡単な模擬試合も体験できるため、「勝った・負けた」というゲームの楽しさを最初から感じられます。持ち物と服装は以下を参考にしてください。
- 服装:動きやすいスポーツウェア(Tシャツ+ジャージ・レギンスなど)。ジーンズや動きにくい服装は避ける
- シューズ:体育館シューズまたはスニーカー(施設によって異なるため事前確認推奨)
- タオル・飲み物:汗ふき用タオルと水分補給用のドリンクを持参
- 参加費:1,500〜2,000円(現金またはキャッシュレス決済に対応する施設も増えています)
フェンシング専用のウェアや道具は一切不要です。防具はすべて施設が用意してくれるため、スポーツウェアと参加費だけ持参すればOKです。
体験後に続けたい方へ|月謝と上達の目安
体験してみてフェンシングの面白さに気づいた場合、正式入会を検討することになります。続けるにあたってかかるコストを事前に把握しておくことで、判断しやすくなります。一般向けクラスの月謝は施設によって差がありますが、月4回・13,000〜15,000円程度が東京エリアの相場です。入会金は別途3,000〜5,500円かかるケースが多く、防具は施設のものをレンタルしながら通うことも可能です。
- 月謝:13,000〜15,000円程度(月4回)
- 入会金:3,000〜5,500円程度
- 防具一式(購入する場合):5〜15万円が目安
上達の速さは練習頻度によって異なりますが、週1回のペースで通い続けると3〜6ヶ月で基礎動作が身につき、1年以上続けると地域の大会に出場できるレベルに達する方が多いです。
体験だけで終わっても、非日常の感覚を楽しむ機会として十分価値があります。
まとめ
フェンシング体験について、施設の選び方から当日の流れまでをひとまとめにしました。最後に要点を振り返ります。
- フェンシング体験は1,500〜2,000円程度で、防具・剣のレンタル込みで手ぶら参加OK
- 初心者にはエペ種目がルールのシンプルさから特におすすめ
- 施設選びは「レンタル込みかどうか」「入会強制がないか」「コーチの資格・経験」の3点を確認
- 東京のおすすめ体験施設はMNHフェンシングクラブ・サマディフェンシング倶楽部の2施設
- 当日は動きやすい服装と参加費のみ持参すればOK
フェンシングはオリンピック種目のなかでも特に非日常感が高く、「一度体験してみたい」という気持ちのまま終わらせてしまうのはもったいないスポーツです。まずは近くの体験教室に申し込んで、剣を握る感覚を実際に体感してみてください。